さなきちの部屋

日常のことやイラストを綴っていきます。

暑くなってきましたね…ということで、こんな暑い夜には涼しい話👻

こんばんは、さなきちです。最近暑い夜が続いておりますね。ということで、今日は少し涼しいお話をしたいと思います。

ここから下の記事は怖い話が苦手な方はご遠慮されたほうがいいかもです…

信じてもらえないかもしれませんが、これは私がまだ若かりし頃体験した話です。ちなみに、これを機にこのような場所へ行くことは辞めました。比較的有名なところなので場所の公表は控えさせていただきます。

私の地元には、とあるそういう場所として有名な橋がありました。その場所(以下、T橋)へは私が車を運転し、弟と一緒に行っておりました。T橋へは夕方頃に到着し、まずは暗くなる前に下見ということで橋の手前に車を駐車し、橋を渡ってみることにしました。私には霊感などはありませんが、橋の中腹あたりまで来たところで妙な息苦しさというか空気の重さを感じ「あ、これヤバいかも…」と弟に伝えたところ、どうやら弟も同じことを思っていたようです。それでも重い足を動かして橋を往復し、下見ということもあってまずはそこで一旦終わりとして、少し場所を移動してコンビニで休憩をしておりました。

それから数時間後、あたりはすっかり暗くなりいよいよです。その前に、橋に向かう途中でトイレに行きたくなり、休憩スポット?のような所に車を停めました。ただ、ここの休憩スポット、街灯は一切なくトイレも真っ暗…と思いきやなんとそこだけ全自動のライトでホッとしました。ホッとし駐車場まで戻り、なんとなく上のほうが気になり顔を上げると……えっ…何故かそこには小さな(人も通れないような)鳥居が佇ずんでおりました。弟も何これ…みたいになってました。ただ、気にしちゃいけないと言い聞かせ、早々にその場所を後にし、件の橋へ(実はこの鳥居の休憩所からそんなに遠くない場所でもしかしたら何か関係があるのかな…)。

橋の付近にも橋にも一切街灯はなく、車のライトは暗闇に吸い込まれておりました。その異様な光景。私も弟もまずは車の中から撮影をしよう、ということで写真を撮り始めました。5分…10分くらい経った頃でしょうか。取りあえず車内からの撮影もひと段落して、気持ちを落ち着かせていると……

”カタッ”

初めは何の音かわかりませんでした。でも、空気の流れを感じたんですよね。それでゆっくり音のしたほうを見ると…車のドアが開いてるんです。ドアノブには一切触れていないのに。とりあえず何も言わず無言でドアを急いで閉め無言でアクセルを踏んでルームミラーやサイドミラーも見ないようにして一気にコンビニまで逃げるように車を走らせました。戻る間に私が口にしていたことは「ヤバい…ヤバい…」それしか言えなかったような気がします。弟もさすがにその状況が異常に見えたのか、2人で身体に大量のお塩をかけ、車にもお塩をまきました。そこから帰宅までほぼ無言だったかもしれません。

無事に家に帰ってこれた、家についた時にその事にひどく安堵いたしました。ひと通り寝る準備も終わり寝室へ。ひとりホッと一息をつきながらソファに腰かけていると…

”Θ§Δ〈¶ΞΠΨ”

正直、なんと言っていたのかは覚えておりません。耳元(ほんと耳に口を近づけて話されてるくらいの距離から)で人の声が聞こえたのです。

私の部屋には私しかおらず、他の人の声が、ましてやあんな鮮明に聞こえるわけがありません。それから暫くお守りを抱きかかえるようにしながら、布団をかぶりずっとごめんなさいごめんなさい…と謝りながら数週間過ごしていた気がします。声が聞こえたのはたった1回だったのですが、怖い体験を立て続けにしてしまい、泣き出す寸前くらいでした。

よく、遊び半分で入ってはいけない、という言葉を耳にしますが、まさにこのことなんだなと思いました。それ以降、私はそのような場所へ行くことを辞めました。以上が私の体験談です。

いかがでしたでしょうか?思い出しながら書いたので文章が変な部分もあるかもしれませんが、ご了承ください。作り話に思われるかもしれませんが、私が実際に体験した怖い体験になります。書きながらあの日のことを思い出してしまい、怖くなってしまいました。唯一の救いは、今は部屋にペットちゃん達が居てくれることです。メッチャ支えです。

読者のみなさまには怖いもの大好きな方もいらっしゃるとは思いますが、ほんと興味本位でそいういった場所へは立ち入らないことをお勧めします。私が行った場所は立ち入り禁止ではありませんが、そういった場所って結構立ち入りが制限されている場合もありますからね。それでも行く、という方はきちんと立ち入っていい場所か確認し、近隣の住民のみなさまにご迷惑をおかけしないようにしましょう。

ちなみに、そういう体験してからホラー映画やお化け屋敷などが怖くなくなりました。それではまた明日。